清水港みなみの上ネギトロ丼特盛
どうも。「虎を原料としたバター作りの第一人者」ことサラリーマンAです。
小さい頃、刺身は苦手だけどネギトロは好きでした。
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静岡駅の南口を出てすぐのところに「清水港みなみ」という大繁盛店がある。
<清水港みなみ>
https://tabelog.com/shizuoka/A2201/A220101/22016103/
鮪丼が売りの名店なのだが、とにかくランチの行列がすごい。
鮪丼の美味しさもさることながら、食べログの高得点や駅近くという立地も相まってド平日でも昼時には15人くらいの入店街の列ができる。
(ちなみに夜は普通に入れるものの鮪丼はやっていない)
私も何度か食べたことがあり、千円を切るような安さで新鮮な鮪をふんだんに使用した極上の鮪丼が食べられるのは最高なのだが…
正直、この行列に並ぶのはつらい。
江戸っ子は待つのが大嫌いで、熱い風呂が大好きと相場は決まっている。
俺は江戸っ子じゃないし、熱い風呂も嫌いだけどね。でも、待つのも嫌い。
ただの我慢の効かない人。
そういうわけで、そこに行けば極上の鮪丼が食べられることはわかっていながらも、なかなか足が向くことはなかった。
ところが、仕事等で店の前を通っているうちにあることに気づいた。
ランチが終わる14時のちょっと前、行列が途切れる時間がある。
軽くコンビニの菓子パンなどで空腹を飼いならし、ランチの時間を後ろ倒しにしてエアポケットを狙い打てば、待ち時間なく入れるはずなのだ。
善は急げということで、さっそく実行。
すると案の定、前に2人並んでいただけだった。これだけなら待たずに入れるとホクホクしていたら、店員さんから声をかけられ、そこで大きな落とし穴に気づかされた。
「今日はもうネギトロ丼と漬け丼しかないですけど、大丈夫ですか??」
しまったー!!
そうか、終了間際ということは、材料も残っていないのは至極当然。
鮪丼が食べたかったのに…
しかし、すぐに気分を切り替えてそのまま入店。
せっかくの新鮮な鮪なので、漬丼ではなくネギトロ丼をチョイスした。
ごはんとネタが大盛になる「特盛」で。
もう注文は決まっているけれど、メニューを眺める。
おお、ネギトロ丼って、上ネギトロ丼なんだな。
炙り丼とかもいいな。
ちょっと値は張るけれど、この鮪三昧丼っていう日替わりの丼が良さげだった。
今度はこれいきたいけど、並ばないと厳しいだろうな。
そうこうしているうちに「上ネギトロ丼特盛」が到着。
おお!見事なネギトロ丼だ!
ちなみに、豆知識なんだけど、ネギトロとは「ネギ+トロ」ではなく、「骨の隙間の中落ちや、皮岸の脂身の剥き身を”ねぎり(根切り)取った”もの」の名称らしい。だからネギの入っていないネギトロも存在する。
まぁ、そんな話はどうでもよくって、美味しければOK!
テーブルにあった「しょうゆ」と「甘口しょうゆ」を混ぜて、オリジナルしょうゆをブレンド。
そこにわさびも溶いて、それを丼にぶっかけて食す。
こういうとき、わさびの風味がうんぬんという輩がいるけれど、
そんなもんは関係ない!!
丼はなんでもかんでも一緒くたに乗せてかっ込むに限る。
それが丼ものの醍醐味だ。
ちまちまワサビを刺身に乗せて食べたい奴は刺身定食でも食ってろ。
わさびしょうゆをかけた上ネギトロ丼特盛をおもむろに口の中に運ぶと、案の定めちゃくちゃうまい。
新鮮な鮪の濃厚な旨味が口に広がって、飯がすすむ、すすむ。
とはいっても、どこまでいってもひたすらネギトロなので、ブレイクも必要。
付いてきた味噌汁や、
ガリ、
端っこにつつましやかに腰かけている卵焼きやシソなどをつまんで箸休めをしながら食べ進んでいく。
あっという間に完食。
さすがに美味だった。並ばずに入れるのなら週に2回は来るね。
今度は是非、鮪三昧丼を食べてみたいものだ。
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