サラリーマンAのブログ

子供の頃から人とは違う何かになりたかったけど、どこにでもいるサラリーマンになってしまった30代男のブログ。平凡な毎日に小さな葛藤はあるけれど、飯は旨いし、今日も生きていく。

国分寺の日々~讃岐うどん源での朝飯~

どうも。「幼稚園でピークを迎えたバスケットマン」」ことサラリーマンAです。

大学時代のことを時々思い返すと、無性にあの頃に戻りたくなります。

 

◆◆◆◆

 

大学生の3年生~5年生(留年しました…)の3年間をJR国分寺駅の南口にあるアパートで過ごした。

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お金はあんまりなかったけど、根拠なき全能感に包まれていた。

 

有り余る時間の中で、やがて来る(と信じ切っていた)輝かしい未来を想いながら過ごした自由と放埓の日々は、これまで人生でもっとも幸せな時間だったと思う。

 

当時はダメ大学生のモデルケースの中のひとつをバッチリ踏襲、パチンコにドハマりしていた。

 

あの頃の自分をぶん殴りたい。

 

当時の国分寺駅周辺はパチンコ屋が乱立しており、有り余る時間と、責任を負わない財布を持ち合わせた大学生がパチンカスの英才教育を受けるには最高のロケーション。

 

南口には「バカラ」、北口には「ニューモナコ」、「ナポリ」、「モナコ」とかがあったかな。

 

特に北口の「ニューモナコ」に暇があれば通い詰めていた。

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そして負けまくっていた。

 

正確にいうと、時々勝っては、その勝ちより遥かに大きな負けのことを忘れ、

また通っては、さらに負け額を増やしていた。

 

でも、あの事はそんな日々でも楽しかった。

 

根拠なき万能感のなせる業。

 

あんなにも不毛な日々を送っていても、いつか自分は何者かになれる、と本気で信じていた。信じる未来があるから、毎日が楽しかった。

 

ほんと、ステレオタイプなバカだな。将来娘ができて、こういうやつを彼氏にしてたら、八つ裂きにするね、俺は。

 

パチンコにはまってた思い出とセットで出てくるのは、南口の「源」という讃岐うどん屋。

 

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まだ丸亀製麺みたいな讃岐うどんチェーンができる前で讃岐うどんの認知も低かったころ。たまごの天ぷらとかも当時は珍しくて、源で初めて食べたんじゃないかな。

 

讃岐うどんデビューしてから、あっという間に虜になり、パチンコ屋に並ぶ前に朝ごはんをしょっちゅうここで食べてた。

 

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 うどんとおにぎりとてんぷらのセットで確か600円くらい。

 

なかなかいい値段なんだけど、大食いの俺でもお腹が満ちるボリューム。

そして、狭い厨房においてあるクーラーBOXにしまってあるこだわりの氷と冷水でしめてあるツルツルしこしこの麺。透き通った出汁。

 

うまかったなぁ。うまかった気がする。

 

あれから讃岐うどんがブームになって俺もいろんなところで食べてきた。

今食べても美味しいのか、もう一回食べてみたい。

 

つぶれてしまってもう食べることはできないんだけどね。

 

食べれないとなると余計食べたくなるから、思い出の味っていうのは始末が悪いね。

 

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