レストランMITAのトリプルランチ
どうも。「シェフの気まぐれの上振れ」ことサラリーマンAです。
洋食とは、日本料理のカテゴリーのひとつなのです。
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洋食、という言葉の響きが好きだ。
もちろん、食べ物としての洋食も大好きだけど、響きも何とも言えずよい。
イタリアン、とか、フレンチ、といった完全な海外の食事といった風でもなく、
日本らしさとレトロさを併せ持っている。
Wikipediaによると、狭義の洋食とは日本で幕末から明治期にかけて生まれた西洋料理店が発祥として日本風にアレンジされた料理の数々らしく、ポークカツレツ(とんかつ)、カレーライス、コロッケ、カキフライ、エビフライ、オムライスなどが含まれるらしい。
みんな俺の大好物だ。
名前も料理も素晴らしいとなれば、これは洋食を食べないで日々を過ごすわけにはいかない。
というわけで、静岡が誇る“街の洋食屋さん”レストランMITAへ行ってきた。
<レストランMITA>
https://tabelog.com/shizuoka/A2201/A220101/22000052/
ランチタイムはいつも混みあっているので、少し時間をずらして入店。
やや暗いとも感じるが落ち着いた店内は、雑誌がおかれていたり、過敏に花が活けられていたりと、少し喫茶店っぽい雰囲気もある。
ランチタイムだったので、ランチメニュー。
一番下の“ヒレステーキ”2,700円って誰か頼む人いるんだろうか。
俺は、いつものトリプルランチ。
ここまでは半ば決定事項だ。
大事なのはここから。
トリプルランチは、
ハンバーグ、海老フライ、豚肉生姜焼き、プレーンオムレツ、ローストビーフ、クリームコーンコロッケ
の6品の中から3つを選ぶことができるという欲張りランチだ。
だが、裏を返せば、この精鋭中の精鋭を選りすぐった6品の中から3品を落とさなければいけないということでもある。
どうすんのよ、これ。
セクスタプル・ランチを作ってくれよ!
そしたら毎回それにすっから!!
そう思うものの、現実はトリプルがMAXであり、決断を下さなければいけない。
まず、ハンバーグ。これは、ハンバーグランチが独立してあることからもわかるようにこの店の看板メニューであり、外せない。当確。
次に海老フライ、クリームコーンコロッケの揚げ物カテゴリーから1品、
そして、しかる後に豚肉生姜焼き、ローストビーフの肉カテゴリーから1品をそれぞれチョイスするのが良いだろうか。
しかし、それによってできるチームは、ハンバーグ・揚げ物・肉というあまりにもアグレッシブな構成になってしまう。
4番バッターばかり並べれば勝てるわけではないことは、巨人が証明している。
それならば、華やかさには欠けるがプレーンオムレツを守備の要に投入するか。
そういった脳内セルフディスカッションを経て導き出された、この日のトリプルランチがこちら。
ハンバーグ、豚肉生姜焼き、クリームコーンコロッケの3種。
結局、ややこしい話は全部脇にどけて、シンプルに食べたい気持ち順で選んだ。
そして、そこについてくるライス(もちろん大盛)、サラダ(マカロニ入り)、スープ(コーンスープかかぼちゃポタージュが好きだけど、この日はコンソメだった)。
ハンバーグは赤ワインの風味がしっかり香る本格派の味わい。
豚肉生姜焼きは、厚手の豚肉に生姜をたっぷりまとった洋食テイストのもの。
クリームコーンコロッケは、さっくりした衣の内側に濃厚なコーンクリームが詰まっており、トマトをベースにしたオリジナルソースまでかかっている芸の細かさだ。
主役級を3品そろえた怒涛のおかず攻勢のまえに、大盛ランチはあっさり消滅。
やっぱり洋食っていいものですね。
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